先日、の地震以降品薄になっていたガソリンとかの事情も首都圏はだいぶ安定してきたので
ぶらりと温泉にいってきました。
今回は、先日真壁で泊まった旅籠でひがついてしまったのか、千と千尋の神隠しチックな宿
を捜し求めてそれっぽいという宿で湯田中・渋温泉にいくことに
調べていたら、その特異的な外観から油屋的な印象のある宿として、渋温泉にある
歴史の宿 金具屋にターゲットを絞ってみました。
ここは、宮大工による木造四階建ての古い宿なんですが、ど素人の自分がみてもその凄さ
わかります。国登録有形文化財に指定されている建造物がそのまま宿になっているんですが
一目見て、すばらしい
建物だ。是非泊まってみたいと思ったのです。
斉月楼という建屋の木造建築がものすごーくインパクトありますね
急に思い立ってONLINEなどで予約みてみたんですけど、当たり前ですけど予約できない
状態だったんですが、公式ホームページにはONLINEには載せない電話予約でしか泊まれない
部屋があるとのことを知りました。昔、おえらいさ
んの付き人が待機するお部屋で待月荘という
唯一余分な修飾がほどこされていない質素なお部屋がこの斉月楼の建屋の最上階にあるんです
この金具屋さん、平均的なお部屋は、2諭吉台の非常にブルジョアな値段の高級宿なんすが
この待月荘だけは、唯一一部屋だけ、1諭吉な部屋なんです。部屋は質素だが、他のサービスは
全部一緒。メシも一緒だし、カギ付き貸切お風呂5個自由に入れたし泉質の違う露天とか大湯も
制限ないし、外湯周りの鍵もかしてくれるしで、是非ともその最安のそこを取れないかなぁと、電話してみた。
電話一発で予約完了。まじすかー あまりにすんなり取れて拍子抜け。
あとから知ったのですが、この週は、大震災のあとということもあり、予約で満室だった部屋は
関東圏からの予約がオールキャンセルが続き、部屋の20%しかお客がいなかった模様
たまたまそのときに、予約したようで、風呂は全くまちなし、ひとけなしでした。
しかし、サービスは一切手抜きないし、料理もあつあつでしたよ。
そんなこんなで、いってきました。
いく前日に宿に道路状況などを確認するために、電話したんですが、
すいませーん、いまそちらはそうですかー?雪の状況とかは などと
旅館の仲居さん風の女性から、雪はないですねぇ大丈夫だとおもいますが、雪国の用意だけはしておいでくださいって話をきいていたのでそっか、雪はないのかーって思ったんですが、結構距離あるし
距離感がつかめなかったのでちょっと早めに朝5時に家を出て80km巡航であっさり50km以内に
到達。 上信越の松代Pで休憩していたら、あれ?何か白いものがふってきたようなと思ったら
横向きに雪がふぶき始めあっちゅうまに大雪になっちまいました。ひえぇー バリバリゆきふってきやがった
これはやばいとさっさと、湯田中・渋に向かう。
しかし、湯田中・渋についたものの、時間的に12:00かー チェックINには早すぎるな。
おなかもすいたのでと、道の駅を散歩してたら、となりにイチゴ狩りのビニールハウスが見えた。
よーし。昼飯はこれにしよう。 嘘。ちょっとたべてみたかっただけ。
志賀アグリパークさんにお邪魔。このビニールハウスおっそろしく広くて、こんなでっかいビニールハウス
みたことないですね。なんせ、一面いちごだらけ。しかも1000円でべにほっぺ食い放題。
さっそく狩を開始。
1時間ちかく食いまくってもうオナカが水っぽくなってきたのでやめた。すげーあまくてすげーうまかった。しかし、なんとなーく甘いものくったあとは、しょっぱいものが食べたくなったので、道の駅で、蕎麦をくうことにした。
この道の駅のそばが安くて量がはんぱなくて、イチゴくった後にはちょっと厳しい量だった。
蕎麦はこれまたすんげーうまいの。蕎麦くってからイチゴにすりゃよかったな。
ハラパンになったが、それでも、まだ14:00かー まだはやすぎだな。
あ、そうだ。近くに地獄谷があったな。そーだお猿さんが温泉につかってるのを見に行こうってことで
上林温泉に向かった。上林温泉には、地獄谷いきのために無料Pが用意されてるんですね。
そこから、地獄谷までは、30分
雪の山道を徒歩。
山道は、ほぼ全域スノーダスト舞い上がる山道だったので寒さとの戦いでしたね。
こんなひでー山奥に、一見宿があんのね ビックリ。
車もとおらねーようなとこに宿があってそこに泊まる人は何者?っておもったがまぁものすきもいるんだ
ろうな
車もとおらねーのかとおもったが、なんだあるじゃんくるま。
さらさらの雪ではんぱねー寒さ 長い山道を延々あるいてやっと、到着。
管理事務所には人がいて、500円入ると通してくれる。こんな山んなかで金とんのかよひでーな。
おっいたいた地獄谷のお猿
さんたち。すげー ほんとに風呂はいってんだな。しかし、こんな激寒い場所で風呂あがっ たら死にそうに寒いんじゃねーのかなぁと不思議におもいつつもしっかり彼らを観察してしまいましたわ。
猿の子供たちが雪の中の何かを一生懸命探して食べてる姿もあった。何を探してるんだろうと不思議に思ったが、どうやら食料の無い、この冬季は管理事務所が殻付きのお米をあげてるみたいで、それを探す小猿の光景だったようだ。すげー大変そうだ。
仲間の毛づくろいをしてる猿もいれば、子供をだきかかえたまま動かない母ざるもいるしなんだかすごい光景だった。
猿たちを見終えて、時間を見ると16:00 おー チェックIN時間すぎてもーた。急いで下山しなきゃ。
ってことで、宿に向かった。
宿に入ると、その重厚感あるん内装はこれがまたすんごくて、高級すぎて恐縮してしまいました。
やばいー 金たりるのかー?みたいな。
はいって早速、宿帳に記帳して部屋に案内
される。木造の階段をあがり2Fへいくと、エレベータがあった。
木造なのに、エレベータがあるなんて凄いな。
建物自体は木造建築の文化財に増設する形でふえていってるのか、迷路のように上がったりさがったりが多くてあるいててわかりずらい感じはあったものの、お城のような感じでした。
廊下から何から細部に至るまで修飾が施された館内にしばし目を奪われる。スゲーのひとことだな。
日本人の目から見てもこれはすんごいよ。ニホンジンでよかったーって思える瞬間でしたね。
徹底した作りこみに言葉ないですね。
明かりひとつとっても、
必要以上にまぶしくなくて全体的に、なんだかしらんが、赤色にまとまってるのね。
廊下は、太陽光の取り込みがないので、外が明るくてもこの暗さ
はちょっと抵抗あったけど。唯一階段や、各階にある貸切風呂のあたりだけ光が差
し込む程度
やっぱ、なんちゅうか千と千尋の神隠しの油屋の色あいとダブルといいますか、参考にしたといったらそうなんでしょうね。
階段とかがすごくて、窓の形が富士山で、富士山に登る月のような配置の電灯があったり、見る角度によって
色々な景色があるんですねぇ
斉月楼の最上階4Fの、一番安い部屋、待月荘にとうちゃーく。入ってみて景観チェック わぉ。下から見えた
電球のそばの部屋なのね。
部屋以外なんもないが、廊下にすぐトイレもあるし、温泉もあるし
全く問題なしですね。
ついて、とりあえず早速、部屋の目の前にある風呂のひとつ
美肌の湯に入ってみる。
各階に、2人で入れるくらいの貸切のうち湯が配置されていて、貸切はとくに制限が無くあいてれば利用可能で、自由に入ってよく
中からカギがかけられるんです。どこぞの、温泉旅館とはちがう
とこだなと思った。
内湯の多さが出来る業?
ひとっぷろ浴びてまもなくいきなり夕飯だ。
夕飯は、隣の建屋の最上階にある7Fまでエレベータであがり、さらに木製の階段をあがって、8Fまでいったところにある、大広間 ”飛天の間” でいただきました。
天井が高く、宮大工の傑作といいますかすごい広間でした。
一番安い部屋にとまるのだが、飯はセルブな部屋の料理とはあまり差が無い模様。
品が豊富でした。いやー夕飯で、ご飯食べてないのに、品が多すぎて途中でゴメンナサイしそうになるほど多くてビックリ。これでご飯出てきたがさすがに、無理。
地鶏のじふ煮信州したてって鍋がかなりマイウーでした。
土瓶のキノコ汁ももう一杯ほしかったり
熱々の料理とつめたくした料理があって面白かった
火をふんだんに駆使した料理であたたかい
おもてなしを受けました。配膳はすべて仲居さんが行い目配り気配りが徹底してましたね。
夕飯食べ終わって、オナカおちついたのち、館内の風呂めぐりの旅に出る。ひととおりどんな温泉があるのか
みまわしてみた。風呂はいくとこいくとこ、だれも入ってなくてほぼ貸しきり状態を確認したので、入る前に
渋温泉の町並みを歩いてみることにした。
そとはガンガン雪がふってるので、大手をふってあるくわけにはいかないけど、宿の派手な傘をかりてフラフラ繰り出した。
古い温泉街ってことは、やっぱアレでしょう。一生懸命アレを探す。
おー こっこれは、これはアレじゃない。情緒あるスナックじゃん
ちょっと覗いてみたかったが、自分が捜し求めるものではなかっ
たので今回はパス
アレはどこだー アレ? 閉まってるアレばっかだな。
おーあったあった。アレ発見。
温泉街っていったらやっぱコレね。
さっそく突入~CIMG2894.wmv
1セット 500円で、点数制 点数によって商品がもらえる
アレね。
結果20点しかあつまんなかったけど、オバチャンのご好意で
戦利品GET ガンダム?のフィギア。ぜんぜん欲しくなかったけど、まともなものなかったんでまぁもらってやるかてきな・・・
結果はまぁなんだが楽しめた。
外湯のカギももってきてたので、町の温泉宿に泊まった人に貸し出される共同浴場のカギももってきたので、そのまま外湯めぐりにいってみた。1番湯から9番湯まで町内を徘徊した。
いやー歩いた歩いた。
雪降りしきる中宿から借りた傘さしてえんえんあるいたせいか
周りおえるころには身体ぽっかぽかでしたね。
宿に戻り、あついんだけど、再び内湯めぐりの旅に出た。
今度は貸切の風呂じゃなく、内湯の大湯にはいった。黄色い湯の花がぷわぷわうかんでくる源泉の異なる、温泉にはいってみた。
いやー温泉はいりすぎて身体おかしくなりそうなほど温泉あります。
おんせんあがってロビーで休憩。フー
本棚に目をやると・・・
おぉっ この本は・・・ 絵本じゃまいか。
金具屋さんも多少意識してるのかしら?
まぁ、内装の色合いはいっしょみたいね。
お風呂はいりまくり、たらふくメシもくったので、この日ははやばやとこについた。
夜中、暖房を完全に切ってねたので、寒くて目が覚めた。確か、あさの4時半だったかな。
足がでたまんまで冷えたので、朝っぱらから大浴場に入りいった。
あー こんなとこに、レンタルゆたんぽあったのかーしらなかった。中には、源泉の69度のお湯をいれるようね
噴水みたいな白濁の温泉だった。
大正時代の近代建築なんでしょうか。なんだかとってもかわった温泉でしたねん。
翌朝、のめしー
おー朝から結構ボリュームありますな。
麦飯に、とろろかね。いいじゃない? 俺すきだなとろろ
そんなこんなで、めしくうなりチェックOUTしまして、
今回は地震の週でもあったせいか人通りはまばらで
温泉まわるにはよかったけど、もうちょいひ
とけあってもよかった
ちなみに、グループできてる若い人たちが結構みうけられました。グループでくる方おおいの
かなぁっておもった
もうちょっとあたたかくなったころにまたきたいものだ。寒かったがまぁそれなりに温泉情緒は十分たのしめました。
何よりも、いっつも予約埋まってるといわれる金具屋にとまれたというのはかなりついていたのでしょうね。
ちなみに、御代は、宿代 1諭吉+休前日だったので、+3英世でした。
高級旅館を安くとまってひじょーによかったです。