ボンジョルノな前編

クルージング? 何それって美味しいの?

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そういうご身分でしたので全く考えていませんでしたが、今宵はすべて時間が限られているという点で、やっぱ行ける時に行っときたいよね!てなわけで、私達夫婦もクルージングというものを経験しておくことにした。そんなわけで行ってきました。飛び切りゴージャスな旅にしました。

よくヒコーキでバビューンって行って南の島で遊んでーとか

ありがちなのは嫌なんです。 白羽の矢を向けたのはコレ!IMG_1383クイーンエリザベス号なんかの類。海運大手のMSC船籍(Mediterranean Shipping Company)のクルーズ船

しかーし! 大型船の旅ってーのは少なくても11日とかからなんで予定の合うものは多くない。そんな中でMSCの中でも小型なリリカのプランなら1週間強というものもあったのでそれにした。

日本の社畜状態の会社ではまともな長い休みというのは取れない。1週間でも上司は普通に嫌な顔をするし仕事を毎日真面目にこなすことが美徳とする残念な国の従属住人では出来ないわけてま、このイベントでしか出来ない旅をしてみたい。そう考えてそれは世界一周か、豪華客船の旅この辺は休暇とってもまず行けないので今回は現実的な所で、豪華客船の旅にしたわけですよ。メインは客船の旅なんだけど、日本を発着にする航路ってのがアジア圏ばっかでスゲーつまんないので別の所と考えた末思いついたのがイタリア。バイクのアパレルにせよ私が普段通勤服にしているスーツGeogioArmaniにせよ、なんだかご縁がありそうなきもしたので、地中海の船旅にした。

初めての旅行にしていきなり遠く10000kmの彼方への旅すんごい期待感でしたねー

行き来のコストを抑えるために直行便ではなく、トランジット

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で行くことになった。羽田空港から17時間の拘束プレイを余儀なくされ機内食3回も食べましたねすんげー長かった。U.A.Eドバイに入りましてトランジット。IMG_1152飛行機降りる前にエミレーツからハネムーンプレセントのケーキなんぞもらったりしたもののがさばる荷物を増やされた感じのまま乗り継ぎ開始。空港があまりにも広すぎて迷いに迷った。見るものすべて馬鹿でかくってそれでいてギンギンギラギラだし大金持ちの国って感じでカルチャーショックを受けましたね。そんだしIMG_1154まさかの駆け足ですよ。これは日本の比ではないですなぁとか思った。飛行機から飛行機までの移動にまさかの空港

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内の電車で移動するなんて思いもしなかった。とにかく予約されているトランジットの時間がタイトで発狂しそうな乗り継ぎでしたね。移動しながらもかわゆい

嫁さんの笑顔に癒されながらの移動だったんでまぁ疲れは無しU.A.Eからイタリアのミラノのマルペンサ空港に入りました。マルペンサについて入国手続きをするのですが、なんだか妙な渋滞が起こっていて、なかなか列が進まずながーーーーーーーーい列が出来ていたんですが、その理由がすごかった。イタリア人は! と皆が口癖のように言っていた。なんでも、入国検査の査証をチェックする機械が壊れて検査ゲートが1本しかなくて時間がかかったのはよくある話なんですが、修理まちの間にお昼になったので検査官がそのままビジターほったらかしでみんなでお昼にいってしまったというのです。動いている検査官は一人になってさぞ忙しいのかとおもいきや全くやる気なく、一人チェックに5分位かけてのらりくらりと仕事しているわけですよ。

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ゲート前にはながーーーーーーい行列がはてしなく続くこんな状況で3時間近く待たされました。日本人的にはあり得ない話なんだけど、イタリアでは当たり前なんだそうです。わけわかんね。

ようやくゲートパスしてイタリア入国し、長い時間フロア行列に並んだせいで尿を模様したので、トイレに駆け込んで、ここでも大ショック!

えーーーーーなにこれ。見たことない小便器。使い方がわからないので、大便器にしたら、えーーーーーなんだこれ。便座がねーーーーー。ロールペーパーもねーーーーー。みんなこの洋式便器はどうやって腰かけているのだろう。まさかの洋式便器にう○こ座りか? あまりにもショックで便意喪失。

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すぐさまMSCの出港地であるジェノバ港に向かうのであった。空港ターミナルにはハイヤーやバスなどが来ている光景は見慣れたものだが、違うものとして車のメーカーがなんだか違ったね。イタリアだからきっとイタ車が多いのかとおもいきやなぜかメルセデスが腐るほど。日本では高級車扱いですがメルセデスとか空港にゴロゴロとまっていてあんまりきれいでないものが多かった。なんだかあんなに一杯みんなが乗ってるの見るとゴミっぽい。ジェノバ港まではMSCのチャーターしたシャトルバスがあってこのバスもまたメルセデスの4トン位のやつサスは固めで乗り心地は最悪でしたね。シャコタンのってるかのようにタイヤの振動が腰に届きましたわ。絶対ヒノノ2トンの方が乗り心地がいい。長旅で疲労のたまった腰に優しいバスに迷惑すぎて頭があがりませんわ。

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車窓から見える景色はおーまさにイタリアだな。って思いましたね。屋根の色がデズニーシーのミラコスタあたりの建物ってかこっちが本場か。

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ジェノバに近づくにつれてだんだんとそれっぽくなってきました。ジェノバ市内に到着するころには結構夕方になった。一旦ホテルプレジデントに荷物を降ろして、軽い装いで夕飯探しに出かけた。

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夕飯はジェノバ市内を徘徊して決めました。よくわかんないけど店が閉まるのが早すぎてあいてる店にノーリサーチで入った割には良い店に当たった。

ジェノバっていったら、そうジェノベーゼってしってますよね。それです。バジルソースのスパゲティーですよね。それが食べたくてね。しかし開いていたのはピザの美味しい店でした。チャンチャン。まぁおなかに入ればなんでもいいやとわからない

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イタリア語メニューからわかんないものだが頼んだら結構ボリュームがあってのこしてしまったわ。モッツアレラ三昧でちょっときつかった。

この日はそのままホテルに戻り早いしゅうしんにつくことにした。

ホテルはイタリアのホテルという感じではなくどちらかというと欧米人向きな環境でそれなりに至れり尽くせりでした。

ちょうど今夜の宿はジェノバの旧市街に位置するのでイタリアの古い建物が騒然と立ち並んでいてそれは少し寂しい感じでしたね。つい癖で、新しい土地にくると探検してみたくなるので夜の街を歩いて徘徊してみた。すばらしく寂しい感じでちょっと危険な感じもしました。でも、そもそも人の気配が無かった。

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車やバイクはバンバン通るのに人はまったく歩いていないという。    夜は景色がよくわかんなかったが、

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翌朝またもや街を徘徊してみた。こんなビルのなかだったんですね~おおっ ビルの下にカフェっぽい店があるな。ちょっといってみるか。

店内に入ると少しぽっちゃりしたお髭のおじさまが出迎えてくれた。覚えたてのイタリア語で、ガチンコ命令形トーク! ボンジョールノ 何か言われたがわかんないけど・・・・

ひとまず、シー シー いって にっこり笑って カプチーノ・・・・・・デュエ

おっ通じたっぽくね? 何か作り始めたぞ。IMG_1198

なんだか色々言われたがわかんないので、シー シー行ってたら

途中までカプチーノだったんだけど、

最後にはこんなんできました~ なんでしょうねこれは。IMG_1200

そっかーカプチーノというとこれが出てくるのかー ココアパウダーみたいのかけられちゃった。

でも凄いのは、これで約100円位なんですよね。さすがイタリアンカフェ。水より安い。

ちなみに、水ですが、市内の店では500mlで300円位で、炭酸水(アクアミネラーIMG_1201レガサータ)が150円位。コーヒーが一番安い飲み物なんですね。お店の中には見慣れないお菓子がいっぱいある。中の一つに見慣れたお菓子FRISKがあった。しかし、パッケージも違うしなんだかかっこいいな。イタリア仕様なのでしょうか。一通り徘徊して、市内観光に繰り出した。

ホテルから港まで行く間にバスの運転手の計らいで、近くのランドマークの散歩に連れてってもらえた。

網の目の様な街の地形で、かなりわかりにくい場所でしたね。もう一回行けと言われてもはたしていけるかどうだかわからないそんな感じの場所

Genova、Piazza de Ferrari

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Palazzo Ducale
Palazzo Ducale

大凡この辺で下してもらって歩き回りました。もちろん見たってわかりゃしませんから、現地のツアコンさんに連れられて廻ったわけですが、説明なきゃわかりIMG_1232ませんわね。デゥカーレ宮殿って言ってましたが、何があると言うものでもないんですが、うろ覚えですが、シモン・ボッカネグラ総督って人が住んでいた宮殿とか説明していましたが、私にはそれってエライ人なの?でぜんぜんチンプンカンプンでしたが。高貴な方だったのでしょう。

この界隈、何とか宮、何とか宮って、宮殿ばっかあって一見さんはちょっと一発では覚えIMG_1208IMG_1207られないですね。わかっていることは、綺麗な建物だね。そんな感じでしょうか。かなり密集してランドマークがあるわりには、歩くのだとちょっと大変てなことで短いんですけど、バスで移動しつついくつか回りました。このあとは、コロンブスの生家にたちよってその界隈も散歩しました。ガイドさんの言い間違えだとは思うがコロンボの生家といっていましたがコロンブスの生家ですね。コロンボは刑事コロンボ見すぎのガイドさんだったのでしょうかね。ま、それはよいとしてIMG_1205IMG_1233IMG_1228この近辺はリアル庶民の地域の様子で庶民の足であるスクーターが所狭しと並んでいて、その数に圧倒されました。どー考えても多すぎ。 街にはオープンカフェテラスがあちこちにあったのでここでも、カフェを頂きました。ここでようやくイタリアンエスプレッソにありつく。やっぱかなり違うというかすごく飲みやすかった。何がどう違うのか。

いつもTuLLy’sで飲む、シングルエスプレッソマキアートと製法は同じ何でしょうけど豆の焙煎方法が違うのでしょうか。全く別のおいしさでした。

ジェノバは治安的には悪そうな場所はそんなになかったむしろ人々がみんなあったかい感じでしたね。町は路地裏がすっごいせまいんだけどそれはそれで味があって私は好きだな。

一日ジェノバ市内観光してそろそろ足が棒になり始めたころ合いに本題のMSCリリカの停泊するジェノバ港へ足を向けました。ジェノバ港につくと今回乗る船がスタンバイしていたんですが、その大きさが半端ない。北海道行きで乗るような、1万4000トンくらいの船しか乗ったことなかったのですが、外から見るその姿は、もはや船上マンションの様な高さがありました。 65万トンでしたっけかな。MSC_Lirica_Rそれでも、このMSCクルーズ船の中では一番小型の船だそうでスケーIMG_1236ルの違いに圧倒されました。この船は船内ではお金のやり取りは無くすべて後払いのカード決済となっていて、乗船手続きの時にパスポートと、クレカをコンピュータ登録して、その場で顔をイメージスキIMG_1243ャンされ船内用のIDカードを発行受けて、何をするにもそのIDカードを掲示すればよい形になっていて非常に合理的でした。これでようやく本来の目的のクルーズ船にたどり着きました。今回の部屋はアウレアスイートルームプランを選択していたので、客室は最上Rossini Flor階のロッシーニ階層のバルコニーテラス付のスイートルームでした。アウレアスイートプランは、単体で契約すると一人約26諭吉くらいでした。でも私は26諭吉も払っていませんパック旅行マジック!ま、どーしても何万の部屋とか書いてしまいますが金銭換算じゃないとわかんないですよね。要はこれ以上良い部屋が無いよって部屋でした。ジェノバ

この船から陸を眺めるとこんな街並みでした。

次に続く….

 

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