2013”北海道ツー day3

day3

OLYMPUS DIGITAL CAMERA昨日の林道ツアーでI さんのtm クラッチラインの油圧戻らなかったようで急遽 I さんも夕張のお店に持ち込む為お引越し準備してました。OLYMPUS DIGITAL CAMERAお盆中のとほ宿は瞬く間に予約一杯。いつもなら連泊といきたいところだったが予約でうまってしまって泊まることができない状態でした。んーお盆はどこも忙しいのですねぇ。概ね昨夜までの面子は総入れ替えの様相。

自分は、とくにいくあてもなかったので、今日の予定は勇洞の丘と、六花亭と、ヌプントムラウシにいければそれで、OKのつもりだったので、昨日とか林道ご一緒したF嬢とかも行く方面一緒だったので、ヌプンと、勇洞沼誘ってみたが、行きたい場所があるとかで、バラバラにお引越しの様相、ひとまずヌプンは特殊な温泉なので興味あったらあとで案内しますよと連絡先渡した。お引越し前にイキタイヒトだけで勇洞することになった。天気がほどよくよかったので午前中は勇洞の丘にいって綺麗な写真でもとろうと考えていたところに、まだいった事がないというI月くんなんかが加わり一緒にいくことになった。宿主多忙の為自分が案内していくことになったのでそそくさと2人ごあんなーい。OLYMPUS DIGITAL CAMERA宿主直伝の丸秘ルートで一気に勇洞の丘まで駆け上がった。今回の北海道でよい方の天気のひとつになったのではないかと思える天気で超きもちよかったです。相当くもってますよねでも、この週の天気としてはこれでもよかった方なのです。OLYMPUS DIGITAL CAMERA暑すぎず心地よいぬるい風で爽やかでしたわ。ここに来る前に宿主から聞いていた情報があって、過去自分も1回だけタイミングよく砂浜はしって宿まで戻った記憶があったのだが、宿主いわく、今日のこの時間は干潮だからもしかしたら勇洞沼の汽水域の砂浜つながってるかもと情報を事前にもらっていたので、このあと3人で行ってみた。情報は正しかった。汽水域は完全に水が引いて、昆布刈石から晩成温泉までぜーんぶ砂浜がつながってしまうという現象を目の当たりにした。ここが通れると舗装路の超遠回りな道をとおらないでわずか15分少々で宿にもどれてしまうのですねぇ。

久々に砂浜むかったわいいが、かなりわすれてて、さまようさまよう(笑)OLYMPUS DIGITAL CAMERA

向かったものの、画像には見えないと思うが、川の端の端まで砂浜には秋鮭狙いのプロの釣りきちが所狭しと釣竿を何十本も砂浜におったてて、釣り糸を交わしながらいくのは大変なので思うように釣竿が立ってないルートを探すのに腐心した。いやーしかし、いざルートみつけちゃうとあとは、フッカフカながらもぶっとばして、きもちよいねぇ砂浜は。

勇洞から晩成まで行けるか調査走り (海沿い特有の暴風で音量注意)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA晩成についたー と思ったら、後からトランポで追っかけてきた tmの Iさんが勇洞の砂浜で車がスタックして動けないと連絡が来たらしい、OLYMPUS DIGITAL CAMERAそっかー 何故かニヤニヤ喜んで救出に向かう。何故ならば砂浜を走る理由ができたからなのだけどね。(笑)

砂浜超おもしれー喜んで救出に向かう・・・

救出なのに何故かニヤニヤしながら行っちゃうww

走るのが超楽しい状態になってたりする 勇洞の丘着いた瞬間に黒いKバンが走り去るのが見えた。ふと思ったが、あ、 I さん出れたのか・・・ とりあえずスタック現場まで一応見に行ったが I さんの車はなかった。やはりさっきのがそうか 秋鮭釣りのおじちゃんなんかに助けてもらったらしい。それはそれでよかったすね。 ということで、じゃー宿に戻りますかと、まーた飽きもせずに砂浜抜けて向かう俺ら。好きねー 全く(笑)結局1往復半になりました。いやー結構走った感ありました。

宿に戻り、ちょっと時間はおしていましたが、夫々次の宿へ旅立ちました。いつもながらセキレイ館お世話になりました。

私はとりあえず、次の宿は昨夜のうちに方々あたってみたものの皆満室で取れず、宿主の機転を利かした発想からひとつの宿の紹介をうけていたのでアポしたら即OKだったので泊まるべき場所は決まっていたのだが、ちょっと難有りな宿らしいものの、大雨でテントするよりかははるかにいいのでその宿に向かった。宿に向かう途中で、朝旅立っていったF嬢から連絡があり、ヌプントムラウシにいってみたいそうなので、ひとまず、それぞれ宿に荷物を下ろして再び合流することにした。F嬢は、帯広にある「こもれび」に荷物をおとし、私は、新得の「ドラム館」に荷物をおとし、屈足(クッタリ)のホクレンスタンドで待ち合わせた。

結構時間が押していたが、いつもの感じなら淡々と行けば4時間でかえってこれる距離なので大丈夫であろうと足をむけたのだったが・・・ヌプントムラウシは、近年通行止めオンパレードなわけですよ。でも、看板はどうぞ横を通って下さいといわんばかりのやる気の無い通行止めなので、あぁまたいつものなんちゃって通行止めかと思っておりました。しばらくダートを走ると、2台のトレールが半分はだけた感じの服装でまえからきたので、あぁやっぱいけんだねとか安心したんだが、実は違ったようだ。今回は違った。ダートを進むこと一山超えてあともう5kmくらいってところで、更に前から2台の大汗かきまくってる男子二人がやってきた。根掘り葉掘り話を聞くと、この先林道地盤沈下して1m程の陥没状態らしい。DSC_0141まぁ自分はいつもの事なので全く問題ないのですが、F嬢の運転技術に疑問符だったのでそこから先は、彼女のバイクは陥没場所にとめて、最小限の荷物で私のWRを二人乗りでその先を行くことにした。陥没ポイントも抜けたのでもう大丈夫と思いきや、今度は、林道カーブの2/3が崩落して、1/3しか道が無い場所が出てきた。地面にはかなりあぶなっかしく亀裂が走りいまにもさらに崩落しそうな雰囲気があった。WRには後ろのステップがないので、F嬢はやばいとこでは、徒歩で、走るとこでは抱きつき2ケツを延々クリ返すのに少々疲れが見えた。この崩落ポイント超えても、今度は平地ですぐとなりが川と併走する道が土砂崩れで道路が寸断、迂回路が川の大きな砂利場に設けられていて、そこを迂回するなどしてさらに進む。そのあとも、執拗に32本の木が道になぎ倒されていて、この木はどうも人為的な妨害の気配があったな。まぁ、とにかくヌプンにははいるべからず的な足止め作戦全開の道中でした。ようやくヌプントムラウシに到着したころには、いつもなら1時間でつく林道部分も、OLYMPUS DIGITAL CAMERA2時間もかかってパスした格好でF嬢乗り降りで疲労困憊になったみたいで、ついたものの風呂に入る気力はのこってなかったようだ。自分はきたからにはと、おかまいなしに入るもののDSC_0139、チリチリ100度のお湯で入ることが出来ず、薄めて薄めてやっぱり入れない熱さだったので、空中に洗面器で湯を投げ上げ自噴シャワーにしてあびましたわ。いやーヌプンじんじょうじじゃない熱さで泣いた。せっかくここまできたのにつかれないとはトホホ

しかしながら、F嬢のガッツはすばらしい。疲れたとか一言も漏らさずついてこれる順応性の高さには感動だね。

思いのほか時間がかかってしまってつくなりすぐにトンボがえりしないと、OLYMPUS DIGITAL CAMERA宿の飯に間に合わない可能性がでてきたので、そそくさとヌプンを後にした。ヌプンの林道から抜け出たときにはなんだかほっとしましたね。OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA

いっそいで下山しないと飯にまにあわんとロードに出た二人は超特急で下山開始。東大雪湖を「抜ける道はえらい長くてやになりますね。景色はとんでもなくきれいなんだけどね。

この景色すぎたらどんどん夜の帳が落ちてきて真っ暗になっちゃいました。あっちゅうまでした。十勝ダム近辺で暗闇で動く真っ黒な物体が道路の脇にいました。ムム!熊かとおもいきや、でんきもつけないでリアタイヤのチューブレスタイヤのパンク修理をする2輪BMWのおじちゃんがいました。エェーこんな真っ暗闇の中修理すか?しかも、ここってもろやつらのテリトリーじゃないすか。俺ならタイヤどうにでもなってもいいから、この野味あふれるダム周辺からはさっさと抜け出ますね。感覚的に少し平和ボケしてそうなおじちゃまがもくもくとパンク修理いそしんでいたんだが、こんなとこ一人でおいておけないし、やむを得ず手伝うことにした。2人とも、宿の夕飯時間リミットが近いというのに、ウッカリ人助けしてしまった。

しかしだ、BMW車載のパンク修理キットまったくもって、カスでした。たぶん賞味期限あるね。チューブライナーはボロボロだし、ボンド風のチューブは固形化してプニプニしてるし、穴に突っ込む工具は途中で折れるし。結局1時間つきあったが何も解決しなかった。パンク修理キットがつかえなさすぎて泣けたわ。気がつくと宿の夕飯時間になっていました。あっ 終わった。今日は飯抜きかともおもった。ひとまず、3人でいろいろな作戦考えて修理試みたが結局どれもうまくいかなかったので、おじちゃん説得して、このままひとまず下山してスタンドまでいくようにお願いしてその場を後にした。

すっかりドップリ暮れた夜道を、変態LEDライトを炊きながら先ほどの、屈足ホクレンまできたころには、19:30回っていた。いやはや大幅タイムオーバーな温泉ツーとなってしまった。F嬢にはわるいことしたな。少し離す余裕があったので、ヌプンは今回惨敗だったけど、もし明日時間あるならちゃんとした温泉がもう1件あるから、明日行けそうなら案内するよと案内を予約してバイバイしそれぞれの宿に向かった。DSC_0142

自分は、屈足のホクレンの目の前が「ドラム館」というとほ宿なのですぐついた。夕飯はたまたまそとでの、BBQでジンギスカンでちょうどはじまるところでした。俺はセーフでしたか。荷物もとくまえから夕飯になんとかありついた。

宿主は元々バイク乗りということもあり相当寒いジョークがすきでかなり楽しい人で、お客さんも常連さんが多いようで皆かおなじみの人がおおかったのかなぁ、たまに話についていけないところもあったが、楽しく夕飯いただきました。

ご飯も食べたし、さーあとは部屋でゆっくり今日の余韻でも浸るかとおもいきや、宿の歓談ターイムになった様子。おもむろに宿主がPAのボリュームやエレキをいじり始めた。エェーまさかこの夜の時間にそれやっちゃうの?そっか、だからドラム館か。音楽の宿なのね。私も音楽はすきなんだけど、ここの宿の音量は尋常じゃない音量でした。あまりのうるささにがまんしきれなくなって外に出たものの、そとでも半端なく音漏れまくり。イヤハヤこれはもう疲れた身体には拷問といえましょう。 音漏れチェーーーック!!どんな音かというと、ま、聴いてみ

これが深夜にやる演奏会なわけですよ。ある種のカルチャーショックをうけましたね。そんでもって私は、申し訳ないけどたぶん2度目はこないな。

耳栓して何とかねついたものの、部屋は、空気の通りが悪い構造で蒸し暑く、エアコンはないにしても、扇風機すらない。余りの暑さに夜中に目が覚めた、そしたら今度は常連客の大酒のみ連中の爆睡の調べに悩まされる。大合唱は夜中まで続いた・・・ ゴーーーー スカピーーーー コーーー (リピート)の協奏曲

余りのうるささに、廊下で寝てたら、宿主が自分を発見したようでどうしたの? わけを説明すると台所兼居間で寝かしてくれました。寝ていたら、だれもいないはずの台所からカサカサっカサカサっ って音がする マージスカー いったいこの宿はどうなってんのよ。関東なら絶対あの音はゴキだな。しっかし、あまりの眠さにどうでもよくなってそのまま落ちましたわ。

いやはや、day3はとんでもなく長い日でございました。

day4に続く

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